- あらすじ
- スタッフ
- 名シーン
- 名セリフ
- 「おまえは一枚のCDを聞き終わったら キチッとケースにしまってから次のCDを聞くだろう? 誰だってそーする 俺もそーする」by 虹村形兆
- 「人は成長してこそ生きる価値ありと 何度か言ったよなあ…」by 虹村形兆
- 「おれはあんまり頭よくねーんだからよッ!バシッと答えてもらうぜッ!」by 虹村億泰
- 「深い理由なんかねえよ。『なにも死ぬこたあねー』さっきはそー思っただけだよ」by 東方仗助
- 「俺はバカだからよ。心の中に思ったことだけをする。1回だけだ。1回だけ借りを返す。後は何にもしねえ。兄貴も手伝わねえ。おめえにも何にもしねえ。これで終わりだ。」by 虹村億泰
- 「我が軍隊の美しい幾何学模様ができているだろう?(中略)美しくそろっているものは気分のいいものだなぁ〜〜〜っ」 by 虹村形兆
- 「何?初めてか、なるほど!」by 虹村形兆
- 「几帳面な性格なんでね。この順番にやると言ったらやる。これが予告だ。」by 虹村形兆
- 「忘れっぽいならよお、メモっておけよな、几帳面によお!」by 東方仗助
あらすじ
弓と矢で射られ瀕死の重傷を負った康一を助けるため、
虹村邸の中へと歩を進める仗助。
その彼を天井の闇の中から無数の光が攻撃してきた。
仗助は間一髪でかわすも、攻撃を受けた億泰の顔面には無数の穴が!
仗助は形兆のスタンドの正体を話せば傷を治してやると億泰に持ちかける。
しかし、それでもしゃべろうとしない億泰に対して、仗助は驚きの行動に出る!
スタッフ
脚本:ヤスカワショウゴ
絵コンテ:高村雄太
演出:ソエジマヤスフミ/加藤敏幸/津田尚克/高村雄太
作画監督:Cha Myoung Jun/Shin Hyung Woo/芦谷耕平/仲敷沙織
名シーン
瀕死の康一から矢を抜く形兆
億泰がやられたタイミングで康一を屋敷に引きずり込み、
仗助を自分のテリトリーに誘い込む形兆。
やはり抜け目ない。
当然、頭に血が上り屋敷に踏み込む仗助。
そして、仗助と形兆の言葉のやり取りが、丁々発止、バチバチ感があってワクワクします。
形兆の言葉のチョイスやどっしり感がいかにもボス役でたまらんです。
仗助と億泰と
この2人のやりとりにAパートまるまる当てはめる靖子にゃん、好き!
ついさっきまで死合ってた仗助が、
自分が負傷してまで自分を助けてくれたことに理解ができない億泰。
しつこく問いただす中で、
仗助はシンプルに死ぬことはないと思っただけという素っ気ない返答をする。
仗助はこの時点で億泰の人柄が根っからの悪人ではないと感づいた様子。
この直感力の鋭さと感度の良さが仗助の良さですね。
もちろん億泰がその後に借りを返してくれることを見返りに行動したわけでもなく、、、
ってところがほんと良き!
バッドカンパニーとの死闘
バッドカンパニーとのスタンド戦は、
かなり際どい勝負だったんじゃないかな。
あの屋敷の部屋に入った時点で王手で、
康一を仗助を引き剥がした時点で即詰みなんだよなあ。
それぐらい死角のないスタンド、
そして本体である形兆のスキのなさが絶望感を与えますね。
目覚めつつある康一のスタンド
瀕死の状態のところを仗助に治してもらい命拾いした康一。
一命を取り留めることでスタンド能力に目覚めてしまう。
これは後にも先も康一だけではないだろうか?
元はスタンドに目覚める才能が無かったが、
死の淵から甦ることで大きく精神が成長しスタンドを得たと。
ほんと康一は成長性が無限大ですよ。
明らかに主人公補正がかかってる。
形兆戦、決着!
まさに近距離パワー型と遠距離群像型の頂上決戦といった白熱のバトル!
特にバッドカンパニーをシンメトリー状に展開して、
さらに仗助を仕留める為の手順を明かした上で、一斉放射!
クレイジー・ダイヤモンドのラッシュをさせ、
仗助の意識を上半身に集中させているところで、
予告通り地雷で足を負傷させる。
さらにアパッチヘリのミサイルで右手を攻撃させて迎撃させ、
油断したところを別働隊より左腕を砲撃し深手を負わせる。
動けなくなって、
防御もままならないところを
満を持して一斉砲撃でトドメ!
っと思いきや、
まさかの撃ち落としたミサイルをクレイジー・ダイヤモンドで「治して」、
それを本体の虹村形兆の顔面を撃ち抜いて大逆転勝利!
どう見ても形兆の詰みゲームなのに、
仗助のチート能力で決着とは…
名セリフ
「おまえは一枚のCDを聞き終わったら キチッとケースにしまってから次のCDを聞くだろう? 誰だってそーする 俺もそーする」by 虹村形兆
はい、きた、名言製造機の虹村形兆の台詞!
几帳面さを自分で例えてるんだけど、
その隠喩が意味わからんけどサイコー!
確かにそうする…時もあれば、
適当に入れる時もある館長はO型です。。。
言葉のリズムも良くてつい言いたくなる魅力がありますな…
「人は成長してこそ生きる価値ありと 何度か言ったよなあ…」by 虹村形兆
またもや虹村形兆の名言。
その台詞と前後の台詞が実は奥深い。
さらにアニメ版だと、
億泰がバッドカンパニーに被弾した際に
形兆の顔に逡巡する描写があるのがまた良いです。
ほぼ億泰に対する嘲りの台詞に聞こえるが、
小さな時から守ってきた弟を深く愛する想いと
今は大義の為に非情にならなくてはならないと
いう思考の狭間で葛藤する様子がわかります。
もちろんそのまま億泰が死ぬことも受け入れる覚悟ですよね。
成長してこそ生きる価値が生まれたのは…
どっちだったのか…
「おれはあんまり頭よくねーんだからよッ!バシッと答えてもらうぜッ!」by 虹村億泰
敵である仗助に怪我をしてまで助けられ、
傷まで治してもらったことに、
腑に落ちない億泰が、仗助に問いただした台詞。
億泰は頭が悪いというよりは、
自分に嘘をつけないタイプだと思う。
形兆の兄貴が正しいと信じていた中で、
さっきまで殺そうとした仗助に逆に命を助けられ、
シンプルに自分の「正義」が揺らぐ。
だから確かめたくなったんですね。
「深い理由なんかねえよ。『なにも死ぬこたあねー』さっきはそー思っただけだよ」by 東方仗助
心の丈を正直にぶつける億泰に、
しっかり自分の思いを告げる仗助。
本音をサラッと言えるのが、
東方仗助のステキなところ。
複雑な家庭環境、
目の前で祖父を助けられなかった辛い経験、
それでも人への優しさは忘れない。
その性格そのものを表す台詞です!
「俺はバカだからよ。心の中に思ったことだけをする。1回だけだ。1回だけ借りを返す。後は何にもしねえ。兄貴も手伝わねえ。おめえにも何にもしねえ。これで終わりだ。」by 虹村億泰
まさに億泰そのものの性格を表した台詞。
義は義をもって返す。
兄貴への義も忘れない。
この瞬間、仗助と億泰は通じ合ったんだろうな。
理屈じゃない、
心の邂逅は正悪を超えて魂の絆を結びつける。
グレートだぜ!
「我が軍隊の美しい幾何学模様ができているだろう?(中略)美しくそろっているものは気分のいいものだなぁ〜〜〜っ」 by 虹村形兆
虹村形兆のキャラを最適に表す台詞です。
彼の人生に大きく影を落とす父親の在り方、
その人生に反発するように
キチッとしていたい、
美しくありたいという願望が、
バッド・カンパニーに反映されてますね。
「何?初めてか、なるほど!」by 虹村形兆
なるほど!
…じゃねえーよ!
と思わずツッコミたくなる台詞。。。
億泰の兄貴が、唯一素っ頓狂なこと言ってんスよね!
いや、さっき矢で射ったのあんたですやん笑
「几帳面な性格なんでね。この順番にやると言ったらやる。これが予告だ。」by 虹村形兆
どんどんよおー、
億泰の兄貴のことがよお、
好きになってきている自分がいるよお笑
几帳面をここまで自分で推してくるキャラもいないけどね。
自分の信条なんですね。
むしろ几帳面であり続けたいという心の叫びのような。。。
「忘れっぽいならよお、メモっておけよな、几帳面によお!」by 東方仗助
絶体絶命のピンチを
華麗にひっくり返した仗助の痺れる台詞。
しきりに几帳面を強調していた形兆の
お株を奪うパンチライン!
グレートだぜ!
コメント