あらすじ
同級生の山岸由花子から好きだと
告白された康一。
はじめは告白に嬉しさを隠せなかったが、
突然キレたり、しおらしくなったりする由花子の姿に引いてしまう…。
さらに翌日には、1日で編んだという
手編みのセーターや手作り弁当などを用意してきて、
康一はそんな彼女の好意に異常さを感じ始める。
思い込みの激しい由花子の行動はますますエスカレート。
ついにとんでもない行動に出る。
スタッフ
脚本：ヤスカワショウゴ
絵コンテ・演出：藤本ジ朗
作画監督：石本峻一／小林亮／芦谷耕平／千葉山夏恵
名シーン
スタンド使い同士は引かれ合う
「スタンド使い同士は引かれ合う」
入院中の間田が承太郎&仗助に伝えた言葉です。
仲間意識が強い感じのセリフを言ってた割には、
レッド・ホット・チリペッパーに
会った事なかった間田。
そのぐらいなのに承太郎を殺そうとまで考えるとか、
とんでもないやつだったなあ。
承太郎&仗助コンビも
なんだかんだで見舞うに行くところが
グレートだぜ！
山岸由花子とデート！？
同じ学年で億泰と同クラスの山岸由花子から
カフェに呼び出されて、告白される康一。
完全に視聴者も億泰と同じ気持ちだぞ！
ただ、告白はもちろん、
女性慣れしていない康一のはっきりしない態度に、
急にキレ出して立ち去る山岸由花子！
コエェ！
この辺りの緩急と、
山岸由花子が危ない女だぞ描写は完全にサスペンスですね。
既に荒木ワールドへ踏み込んでます。
まさか山岸由花子はストーカ、いやスタンド使い！？
ちょっとした恐怖体験の翌日の学校で、
掃除中の康一は、山岸由花子に声をかけられ…
るどころか、
手編みのセーター、
御守り、
手作り弁当まで強要される！
うぉ、完全に恐怖だよ。
バトルじゃないのに追い詰められる展開は斬新！
上手く合いの手を入れてくれた
学級委員長の女の子のお陰で切り抜けたけど、
今度はその女の子が由花子に襲われる。
やはり由花子はスタンド使いで髪の毛を操り、
その子を殺そうとする。
いや、いきなり殺そうとするまでの精神になるかね。
虹村形兆の矢に射られて能力が覚醒すると
残虐性まで高まるのかな。
何とか仗助&億泰に助けてもらったから良いけど…
仗助&億泰コンビの作戦は如何に？
山岸由花子の存在にかなり参ってて
英語のテストが16点だったと悩む康一。
英語の答案用紙の回答に、
「Help」
とか
「彼女は一晩でセーターを作りました」
とか回答してるの相当病んでますよ！
というかその辺のディティールにも
しっかり拘っていたアニメスタッフに
敬意を評する！
話は逸れましたが、
仗助＆億泰コンビに相談する康一。
こういう時の友達っていいね。
思った以上に親身になってアドバイスしてくれる仗助。
やはり優しいし
内容もスタンド使いであることを
考慮しての作戦なところはさすが。
ますます仗助の株価上がるわ。
山岸由花子へ康一の評判が下がる噂話を
聞かせたところまでは良かったが、
逆にそれが山岸由花子のストーカー心に火をつけることに！
その晩、大胆にも広瀬家へ襲撃し
康一を連れ去ってしまう。
もうね、ヤバいどころじゃなく、
狂気ですよ。
荒木先生もこのサスペンス性は
かなり会心の出来だったのではないでしょうか！
拉致された康一の監禁合宿！
気付いたらそこは見慣れない家の中。
そして、地獄の監禁生活が始まると知る恐怖。
連載時見てた時はこのエピソードが怖くて、
あまり見返さなかったものな。
今じっくり見ると狂気過ぎて見入っちゃいますね。
料理を作ってくれるのは素敵だけど、
勉強を教えるのは下手じゃないかな。
地頭良いんだから、
もっと効率的でモチベーション上がる
勉強方法を考えてあげて欲しかったな、
由花子さん！
あと、私服に着替えても良いんやで。
常に制服って…
名セリフ
「スタンド使い同士ってのは、どういう理由か、正体を知らなくても知らず知らずのうちに引き合うんだ」by 間田敏和
ボコられて入院している間田が言った超有名な台詞。
ジョジョ世界の根本ルールを
間田から聞く事になるとは。
近い言葉としては、
「人は重力に引かれ合う」
みたいなもの。
「私、男の人の魅力って将来性だと思うんです。康一君はそれが輝いている」by 山岸由花子
康一に愛の告白をした後に、
魅力について語る山岸由花子。
うーん、一度でいいから可愛い子に
そこまで言われてみたいw
山岸由花子は直感的に相手の将来性、
というか才能を見抜く力を持っていて、
それもスタンド使い同士が
引かれ合うってことを示唆してるのですが。
やっぱり羨ましい！
「1つだけわかったことがある。山岸由花子、はっきり言って、彼女、恐ろしく異常だよお！」by 広瀬康一
山岸由花子の行動や言動に
恐怖を覚えた康一の台詞。
相手の気持ちを考えず
思いっきりアクセルを踏み込んで
突き抜けるパワーは羨ましいかも。
でもその対象にはなりまたくないかも。
「あなたは他の男にはない何かを持っている。その才能にふさわしくならなくてはいけないわ。」by 山岸由花子
友達の評判が良くないと聞き、
夜中に康一を攫いに来た際の台詞。
とにかくサスペンスです！
そして、康一に感じる「何か」を持っているという
確信は決して揺るがないのである。
仗助や億泰からは何も感じないのだろうか？
全く興味がないってことだろうねw
「ああ、自分にはこの女性が必要なんだ。山岸由花子がいなくてはこれから生きていけないってね。」by 山岸由花子
説明不要の名台詞。
広瀬康一から特別な「何か」を感じ
立派になることを口では言いながら、
本心は自分がいないと生きていけない人形に
なることを求める狂気。
愛は無敵だが、
過剰だと愛する対象者から
敵だと思われるんだろうな。。。
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